2015年9月17日

Pages / Pages (1981)

平常運行モードに戻って、AOR名盤紹介のつづき。
今日は僕が狂おしいほど好きなPagesについて書こうと思います。

Pagesは、Richard PageとSteve Georgeを中心とするバンド。


ジャズ・フュージョン、時にはプログレの影響をも感じさせる心地よいAORサウンドを聴かせてくれるグループです。サウンド面も素晴らしいのですが、声質も非常に透き通っていて大好きです。
AORを好きで色々漁っていると、この2人は色んなところにバックコーラスとして、またソングライターとして名前を見つけることができます。

近年ではOle Børudがフェイバリットアーティストに挙げていたり(ライブでもPagesのカバーまで演ってますね笑)、モロPagesフォロワーなWilliam Sikströmという新人が登場したりと、時代を超えてリスペクトされているPages。

んで、紹介するのはそのPagesの3rdアルバム。

9曲中7曲のプロデュースをAOR界の巨匠Jay Graydonが手掛けていることでも有名なアルバムですね。
参加メンバーもJay Graydon, Jeff Porcaro, Vinnie Colaiuta, Mike Baird, Ralph Humphrey, Seve Khan, Paul Jackson Jr., Abraham Laboriel, Neil Stubenhaus, Tom Scott, Paulinho Da Costa, Al Jarreauなどなど...
おなじみメンツにニヤニヤします。

個人的なイチオシは3曲目「O.C.O.E. (Official Cat Of The Eighties)」と4曲目「Come On Home」。
とりあえず聴いちゃいましょう。


3曲目「O.C.O.E. (Official Cat Of The Eighties)」
う〜ん。。。
どうやったらこんな曲を書けるのでしょうか。。。
スティーリー・ダンと肩を並べる存在と言っても過言ではないですよね。
ダンよりはブルース色が控えめで、代わりに分数コードを多用する傾向にあると思います。

また、超絶技巧ドラマーVinnie Colaiutaの初期のセッション参加作としても知られていますね。
プロデューサーJay GraydonのファーストコールだったJeff Porcaroが多忙で、代わりにJeffに紹介されたそうですが、Jayは手数が多くてVinnieのドラムはあまり気に入らなかったようです。
この曲の少しプログレッシブな質感には非常にマッチしているようには思いますが。笑
「あの頃は青かったなあ」という感じなのでしょうか。エネルギッシュでいいですよね。
Aメロ〜Bメロの絶妙なハネ感が好きです。


4曲目「Come On Home」
Jeff Porcaroの一音一音に説得力のあるドラミング。いや、説得力しかないドラミング。改めて感服です。
こういう真夜中の風景が浮かぶ曲、大好きです。

Jay Graydonにしては音数も割と少なく、シンプルなアレンジ、、、かと思いきや、サックスソロ終わり(2:29〜)のフレーズに思わず白目を剥いてしまいます。
なんだ、コレ!?
Dbm11→Eb/Db→Dbm9→C9(#11,13)とかいう(メロディを含めて。あってるかな?)
複雑なコードを綺麗になぞるように、サックスのメロディが紡いでいきます。
ここだけで白飯3杯食べられます。エロ過ぎます。

その後のサビの繰り返し部分にも同じパートが出てくるので、このサックスのメロディはソロを吹いたTom Scottではなく、Richard Page/Steve GeorgeかプロデューサーJay Graydonのアイデアかな、と思いました。


他にも、1曲目「You Need A Hero」、6曲目「Only a Dreamer」、8曲目「Fearless」など、良い曲が目白押しですので、是非聴いてみてはいかがですか〜!
これらも一応貼っておきますね。


ということで僕のAORで好きなアーティストの上位を常にキープしているPagesの紹介でした。

・1st『Pages』(1978年)←今回の3rdアルバムとタイトルが同じなので要注意!
・2nd『Future Street』(1979年)
の2作も同様に激オススメ・必聴ですよ!

ではでは。



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